夜食にキャベツを食べると、太るという噂がありますが、本当でしょうか?
キャベツは野菜の代表格で、ダイエット食としても有名です。
この記事では、キャベツのカロリーや栄養成分、夜食に食べると太ると言われている理由、そして痩せない食べ方などについて、わかりやすく解説します。
Contents
夜食にキャベツは太る?カロリーと栄養成分
夜食にキャベツを食べると太るのかどうかカロリーと栄養成分から見ていきましょう。
キャベツのカロリー
キャベツのカロリーは、100gあたり23kcalです。
1玉の重さは約1kgなので、1玉あたりのカロリーは約230kcalとなります。
ただし、キャベツの種類や大きさによってカロリーは異なるので、目安として考えてください。
なお、230kcalというと、約100gのハンバーグと同じくらいです。
1kgのキャベツと100gのハンバーグのカロリーが同じくらいと考えると、キャベツはかなりヘルシーですね。
キャベツの栄養成分
キャベツには、ビタミンC・ビタミンK・葉酸・カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
これらの栄養素は、免疫力や血液の健康、胃や腸の働きなどに効果があります。
具体的には、
・タンパク質 1.3g
・脂質 0.2g
・炭水化物 5.0g
・ビタミンC 41mg
・ビタミンK 78μg
・葉酸 78μg
が含まれています。
これらは成人の1日当たりの推奨摂取量の約4割に当たります
キャベツには多くの栄養素が含まれていますが、1つ注意点があります。
それは、キャベツを食べるときは、水にさらさないようにしてください。
水溶性の栄養素が流れ出てしまうからです。
また、火を通しすぎるとビタミンCが壊れてしまうので、サッと茹でるか蒸すかするのがおすすめです。
キャベツで太ることはない?
キャベツのカロリーや栄養素から考えると、キャベツを食べると太るという可能性は低そうです。
キャベツは低カロリーで食物繊維が豊富なので、満腹感を得やすく、便秘の予防や改善にも役立ちます。
ただし、キャベツにマヨネーズやドレッシングをたくさんかけたり、油で炒めたりするとカロリーが増えるので注意が必要です。
夜食にキャベツは太る?痩せない理由
キャベツのカロリーや栄養成分から太るよりも痩せるように思いますが痩せないという人もおられます。
それはなぜでしょうか?
そもそも夜食が太りやすい理由
夜や寝る前に食べてしまうと太りやすいと言われていますよね。
その理由は、夜間は代謝が低下しているため、摂取したカロリーの消費効率が悪くなります。
また、体内リズムを調整する時計遺伝子「BMAL1(ビーマルワン)」によって、夜になると脂肪を貯め込む性質が強くなります。
ですから、夜食はできるだけ控えた方が良いでしょう。
キャベツが原因ではなく食べる量が原因?
キャベツは低カロリーで食物繊維が豊富な野菜でしたよね。
そんなキャベツですが、夜食に食べると消化に時間がかかる可能性があります。
また、キャベツだけではなく、夜食は摂取カロリーが消費カロリーを上回ると太りやすくなります。
また、先ほど説明したBMAL1という遺伝子が夜になると脂肪を貯めこんでしまいますので、低カロリーなキャベツでもたくさん食べてしまうと太ってしまうかもしれません。
ですから、夜食にキャベツを食べる場合は、量や調理法に気をつけてください。
夜食にキャベツを食べても太らない食べ方
夜食として食べても太りにくいレシピをご紹介します。
塩麴と春キャベツのサラダ
キャベツに含まれるビタミンCは、熱に弱く水に溶けやすいため、キャベツの栄養素を効率的に摂取するためには、加熱調理よりも生で食べることが推奨されています。
そのため、キャベツをそのままサラダにして食べるとよいでしょう。
材料(1人分)
春キャベツ / 1枚
@塩麹 / 小さじ1
@にんにく(チューブ使用) / 小さじ1/2~お好み量
@ごま油 / 小さじ1~
@ゴマ / 小さじ1
レシピを考えた人のコメント
やわらかい春キャベツ、旬の食材は、人間がその季節に必要とする栄養素が入っていると言われているよねッ(^_^)
・春キャベツを洗う。
・@印を混ぜ合わせる。
・春キャベツを、食べやすい大きさに手でちぎりながら、ボールの中に入れていく。
*芯の部分は、包丁を使い薄切りにします。
・@印と、春キャベツを混ぜ合わせたら、出来上がり。
冬のキャベツは千切りにすると食べやすくなります。
えのきとキャベツのスープ
野菜やえのきから食物繊維をとり入れることができる、便秘解消を目指すスープです。また、キャベツの栄養素は水に溶けやすいため、スープとの相性が抜群です。
食べても太らない★えのきとキャベツの食べるスープ
by mahomahoman
材料(4人分)
キャベツ / 小1/8個
ツナ缶 / 小1個
えのき / 大1/2袋
長ネギ / 5cm(白い部分)
塩コショウ / 少々
コンソメ / キューブ1個
醤油 / 大さじ1
トマト / 大1個
水 / 700ml
レシピを考えた人のコメント
おかわりしても150kcal以下! えのきとキャベツとトマトの食感が癖になるスープです★
・丁寧に粗みじん切りしたキャベツと水を鍋に入れ、中火。
・えのきは5mm幅に細かく刻みます。長ネギは粗みじん切り、トマトは1cm角に。
・1の鍋が沸騰したら、ツナ缶、コンソメ、長ネギ、えのきを入れてよくかき混ぜます。
・ひと煮立ちしたらトマト、醤油を加えて3分ほど弱火。塩コショウをたっぷり振って完成です!
酢キャベツ
お酢を使用したキャベツの料理です。
お酢には脂肪燃焼作用や食後の血糖値の上昇を緩やかにする働きがあり、キャベツの食物繊維と合わせることで太りにくくなります。
・千切りにしたキャベツと酢、塩、粒入りマスタードを入れたポリ袋をよく揉む。
・冷蔵庫で30分ほど寝かせる。
・出来上がり!
夜食にキャベツは太る?・まとめ
・キャベツのカロリーは100gあたり23kcalで、キャベツにはビタミンC・ビタミンK・葉酸・カリウムなどの栄養素が豊富に含まれている。
・キャベツ自体は低カロリーで食物繊維が豊富なので、満腹感を得やすく、便秘の予防や改善にも役立つ。
・夜間は代謝が低下しており、摂取したカロリーの消費効率が悪くなり太りやすいので、夜食は控えるか、軽くすることが重要。
キャベツは夜食に食べても太りにくい食材です。
カロリーが低く、食物繊維が豊富であるため、ダイエットにも効果的です。
ただし、マヨネーズやドレッシングをたくさんかけたり、油で炒めたりするとカロリーが増えてしまうので、注意が必要です。
キャベツは、サッと茹でるか蒸すかして、栄養素を守りながら食べましょう。
夜食を食べる際には、キャベツを取り入れて健康的なダイエットを心がけましょう。