最近では「お昼寝ダイエット」というダイエット法を耳にします。
お昼寝で本当に痩せることができるのでしょうか?
昼食後などは特に眠たくなる時間にお昼寝をしたくなりますが、食後に寝るのは太ると昔から言われています。
実は昼寝の仕方次第では太るのではなく痩せるチャンスに変えることができます。ここではその時間とタイミングを知って健康に効果的な昼寝をする方法をお伝えします。
昼寝は太る原因?
昼寝が太るかどうかは昼寝をする時間の長さによって変わります。
2時間以上寝てしまうとホルモンの働きで、食後エネルギーとして燃焼していないカロリーが、脂肪として蓄えられてしまうのです。
反対に20分以内の仮眠だったら脳をスッキリでき、またストレス解消にもなりその後の活動も活発になるので、太らないということです。
エッセイ・コラム執筆、メディア出演と忙しくされている犬山紙子さん。朝の番組に出演することで睡眠が足りないと感じお昼寝を取り入れられています。スリムで輝いていますね。
このことからも適度な昼寝であれば太る原因にもならないし、むしろプラスになることがわかります。
痩せる昼寝の方法があるの?
痩せる昼寝の方法は昼食後の10~15分たった後20分以内の昼寝をすることです。
20分以内のの昼寝は脂肪分解に良いとされるノルアドレナリンの分泌が活発になり、脂肪代謝が良くなると言われています。
この時熟睡してしまうと逆に脂肪を溜め込んでしまいます。椅子などに座って昼寝をすればうっかり寝すぎてしまうことを予防できます。
昼寝の前にコーヒーを飲むことも寝すぎを防ぐのに良いでしょう。コーヒーのカフェインの効果は30分後くらいからなので、飲んで昼寝をすれば20分くらいでスッキリ起きることができます。
昼寝は気持ちの安定にも効果があると言われているので、ストレスによるドカ食いなどを防ぐことでもダイエットにつながるでしょう。
適切な時間とタイミング
昼寝の適切な時間は10分~20分です。前述しましたように20分以上だと太ってしまいます。
そして昼寝をするのに最適なタイミングは15時迄です。
15時を超えてしまうと、昼と夜が逆転してしまい夜しっかりと眠れなくなってしまいます。じつは、夜良い睡眠がとれないと太る傾向に陥ってしまいます。
それは満腹ホルモンという「もう食べなくてもよい」という信号を脳に出すレプチンは、夜、睡眠時間がしっかりとれていると多く出てきます。
反対に睡眠が少ないと食欲ホルモンとよばれる「まだまだ食べたい」という信号を出すグレリンが多く出てきます。
また、夜の0時~7時の間に寝ることで痩せホルモンとよばれるコルチゾールという成長ホルモンが分泌されます。特に夜中の2時~3時が分泌のピークとなります。
痩せるためにはこの時間に熟睡しコルチゾールを多く分泌させる事が重要です。その為にも昼寝の寝すぎは注意しなければいけません。
まとめ・お昼寝ダイエットは痩せる?
・昼寝が太るかどうかは時間の長さによる。
・昼食15分後、20分以内の昼寝がベスト。
・遅くとも15時くらいまでには昼寝をする。
・夜に痩せホルモンを多く出すため長い昼寝に注意。
昼寝の効果については午後の活動を活発にしてくれること等をよく聞きますが、ダイエットにも時間とタイミングを知れば効果的なことがわかりましたね。
ぜひ生活に取り入れてみてください。