沖縄もずくの嬉しい5つの効果効能！簡単に出来る食べ方レシピ3選も紹介！

沖縄もずくはもずくの中でも代表的なもずくですね。料理の中では脇役的なもずくですが、実は私たちの身体に必要な嬉しい効果効能があります。見た目が地味で積極的に食べられない方もおられるかもしれませんが、ここではお薦めの美味しいレシピも紹介していきたいとおもいます。

Contents

1 沖縄もずくの嬉しい5つの効果効能！
2 簡単に出来る食べ方レシピ3選
3 沖縄もずくが通販で買えるお店はココ
4 まとめ

沖縄もずくの嬉しい5つの効果効能！

沖縄もずくに期待できる効果効能としては

1.美肌効果

2.免疫力を高める効能

3.アレルギー症状を緩和させる効果

4.胃と腸内環境を整える効果

5.ダイエット効果

以上、5つが上げられます。

その理由は沖縄もずくに含まれている成分、「フコイダン」です。他にもミネラルやビタミンも豊富に含まれていますが、主にフコイダンによる効能が多いようです。

フコイダンが、5つの効果効能にどのように作用しているのか、見ていきたいと思います。

1.美肌効果

フコイダンの効能として代表的なのは美肌効果が上げられます。

沖縄もずくや海藻全般に表面がヌルヌルしていますが、このヌメリ成分が水溶性食物繊維のフコイダンです。もずくはこのフコイダンの含有量が飛びぬけて高く、わかめや、めかぶの3倍含まれています。

このフコイダンの主な役割りは海藻の表面を、傷や乾燥から守ることです。このフコイダンの特性が肌に塗ることで保湿効果をもたらすことが、18名の被験者を使って行った実験により報告されています。

フコイダンは、肌に塗ることで肌表面に薄い膜をつくり、肌内の水分蒸発を防ぐ効果があるといわれています。18名の被験者を対象として、フコイダンを塗布した肌の水分量を計測するという実験を行ったところ、初期段階で平均42.5だった水分値が、4週間経過した後に平均 46.7まで上昇した、という実験結果が報告されています。

引用元：https://www.skincare-univ.com/article/006727/

2.免疫力を高める効能

沖縄もずくに入っているフコイダンは免疫力で大切なナチュラルキラー細胞（NK細胞）注1を活性化させ、風邪や、インフルエンザ、肺炎などの感染症にかかりにくくなることが期待できるとの報告がされています。また、フコイダンの成分であるフコース注2は動物実験によりフコースが腸に付着したマウスはサルモネラ菌から腸が守られたというデータもあります。

東京大学医科学研究所が行ったマウスによる実験では、腸管の上皮細胞にフコースが付加されないようにしたマウスをサルモネラ菌に感染させると、普通のマウスに感染させた場合よりも炎症がひどくなるという結果になりました。

引用元：http://www.fucoidan-prd.com/effect/immunity.html

注1：ナチュラルキラー細胞とは常に全身をパトロールして、がん細胞やウィルス等、体に有害な細胞のみ見つけ攻撃する、リンパ球の事です。

注2：フコースとはフコイダンの成分で、海藻類の構造を構成しているものです。

3.アレルギー症状を緩和させる効果

フコイダンはアレルギー症状を軽減するのに役立つ事として特にアレルギーの目安となるIgE抗体（注3）の生成を抑える効果があるとされています。アレルギー症状皮膚炎、花粉症、蕁麻疹などに効果が期待できます。

注3：IgE抗体とはアレルギー反応を引き起こす、免疫グロブリンの1つである。

4.胃と腸内環境を整える効果

フコイダンの効能の1つとして、胃壁に付着することで胃の粘膜を保護したり、マクロファージという細菌やウィルスを見つける細胞を活性化させ、慢性胃炎や胃潰瘍などによる炎症を修復する働きがあります。

フコイダンの成分であるグルクロン酸は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やすための栄養になります。ビフィズス菌は強い殺菌力をもつ酢酸を作り、悪玉菌が増えないように腸内環境を整えてくれるので、ビフィズス菌を増やしてくれるフコイダンは腸に良い効果を与えてくれると思います。

胃がんとの関連性も発見され、フコイダンの成分である硫酸基が胃の粘膜にある硫酸基と代わりピロリ菌を吸着させ体外に排出させる除菌の役目もあります。

ピロリ菌は胃の中で炎症を起こし、胃ガンの原因となることが知られている。ピロリ菌はフコイダンの硫酸基に強く結合する傾向があるため、フコイダンはピロリ菌除去作用を示す。

引用元：http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/crt/fe/research_publication/2004.html