グレープシードオイルとオリーブオイルはどっちがおすすめ?特徴から使い分け方をみる

グレープシードオイルとオリーブオイルはともに健康に良いオイルとして注目されています。

オリーブオイルは以前から良いとされてダイエットなどにも用いられていましたが、グレープシードオイルの存在はオリーブオイルほど知られてはいなかったように思います。

どちらも健康に良いとうわさされていますが、どっちがおすすめなのか迷われる方も多いのではないでしょうか?

こちらの記事ではそれぞれの特徴を調べてどっちがおすすめなのかを見ていきたいと思います。

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グレープシードオイルのオリーブオイルはどっちがおすすめ

グレープシードオイルとオリーブオイルは見た目が似ていますが、細かく比較していくと身体の状態によって摂り入れたい油がどっちなのか、また料理の種類によってもどっちがおすすめなのかわかってきます。

より詳しくグレープシードオイルとオリーブオイルを知るために

・成分、長所

・匂い、味

・危険性

について調べてみました。

その特徴をみてそれぞれのオイルのどっちがおすすめかを判断してくださいね。

まずはグレープシードオイルからご紹介していきます。

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グレープシードオイルはどんな特徴の油?

グレープシードオイルはワインを作る工程で取り出された種子を搾って作られた油です。

特にワインの産地であるフランス、イタリア、スペインなどで多く製造されています。

グレープシードオイルの成分と特徴

グレープシードオイルの成分による特徴は

飽和脂肪酸(肉やバターなどに多く含まれる)が少ないので過剰に摂取することを防ぐことができる

・体内で生成されないのリノール酸(多価不飽和脂肪酸)が70%入っているので、必要な必須脂肪酸を摂ることができる

摂り過ぎには注意が必要ですが、欠乏すると神経疾患、皮膚疾患などに影響することがある

コレステロール0なのでコレステロール値の高いかたには向いている

ビタミンEがオリーブオイルより多い

ポリフェノールが豊富で抗酸化作用に優れている

悪玉コレステロールを減少してくれますが、特徴的なのは善玉コレステロールも減らしてしまうので量には気を付けたい

・さらっとしたオイルなのでシャンプー前に頭皮にマッサージすることによってフケを防いだり、髪を乾かすまえにつけることによってドライヤーの熱から髪を守り、パサつきを防いでくれます。

・マッサージに使う精油に混ぜるキャリアオイルとしても使われている美容目的に適しているオイル

・揚げ物に向いています。油切れが良く臭いもサラダ油よりも少ないと感じる方もおられます。

グレープシードオイルの匂いや味は?

グレープシードオイルは他の植物油に比べて味や匂いがほとんどなく、癖のないオイルです。

中にはナッツのような甘い味わいのするものもあるようです。

グレープシードオイルの注意するべきこと

グレープシードオイルが話題になり、その健康効果や使いやすさが良いとされていますが、グレープシードオイルには注意するべき点があります。

グレープシードオイルはリノール酸が70%と多いため摂りすぎるとアレルギー症状を悪化させてしまうことがあります。

リノール酸は日常的にとる食品(コンビニ弁当、加工食品、インスタント食品等)の中に多く含まれています。さらに外食などもリノール酸は多く入っています。

なので意識して摂取しなくても必要な量よりも摂りすぎている場合もあります。

グレープシードオイルを使うときには過剰摂取にならないようにその他の食品にも気を付けなければいけません。

また高圧圧搾では化学溶剤が使われていて体に悪いので低温圧搾のものを選ぶ必要があります。

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オリーブオイルはどんな特徴の油?

それでは次にオリーブオイルについて見ていきましょう。

オリーブオイルの成分と特徴

オリーブオイルの成分による特徴は

・オメガ9系脂肪酸であるオレイン酸が多いため酸化しにくい

・体の中で作り出せない必須脂肪酸のリノール酸やリノレン酸も含んでいる

悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールは減少させない

ビタミンEも含み抗酸化作用もあり美容目的でも使われる

・オリーブオイルに含まれているポリフェノールは抗酸化作用、動脈硬化等の予防、抗菌作用などがあるとされている

加熱に強いので加熱する料理にも使える

オリーブオイルの匂いや味は?

オリーブオイルは独特な青臭い匂いがあります。

オリーブの果実を搾って作られているので青臭い果実の匂いが残っています。産地やオリーブの種類、製造過程によって少しづつ香りや味が変わります。

味は苦みや、辛味を感じるものもありますがパンにつけて食べることもできるマイルドなものもあります。

オリーブオイルの注意するべきこと

オリーブオイルは種類によって栄養成分がほぼ入らず、また酸化しやすく使うのは避けたい種類があります。

それはピュアオリーブオイルサンサオリーブオイルです。

精製されて残りかすに溶剤を入れて作るので体には良くない油です。

オリーブオイルを直接飲むダイエット法などが流行りましたがエクストラバージンオイルでなければ体に悪い影響を与えてしまいます。

またオリーブオイルは酸化しやすく、酸化したオイルを摂取した時に下痢など腸に悪い影響を与えてしまうことがあります。

開封後は2、3ヶ月を目安に使い切りましょう。

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グレープシードオイルとオリーブオイルの使い分け方

グレープシードオイルとオリーブオイルの特徴について見てきましたが、どっちも良いところ注意するところがありましたね。

結論としてはどっちにするかは目的によって使い分けていくのが良いのではないでしょうか。

グレープシードオイルがおすすめの使い方

ビタミンEやポリフェノールを多く摂りたい場合はグレープシードオイルがオリーブオイルより含有量は多いのでおすすめです。

無味無臭なのでドレッシングやマヨネーズの材料、お菓子などの香りや味が主張しては困る料理に使うのに適しています。

バターやサラダ油などよりも栄養成分が体に良いのでおすすめです。

・マッサージなどの美容目的に適しています。

・オリーブオイルが苦手な方に向いています。

オリーブオイルがおすすめの使い方

・加熱による酸化がほぼないので加熱料理に向いています。

悪玉コレステロールのみの減少を意識したいときに使うと良いでしょう。

・エクストラバージンオイルであればさらっとしてそのまま飲むこともできます。

・カルパッチョや魚介類、パスタなどの料理に適しています。

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まとめ・グレープシードオイルとオリーブオイルはどっち

・グレープシードオイルとオリーブオイルは主成分の量が正反対

・グレープシードオイルは善玉コレステロールも減少させる

・無味無臭が良い料理はグレープシードオイル

・そのまま飲むのはエクストラバージンオイル

・どちらも量を摂りすぎると身体に悪い

どうでしたでしょうか?グレープシードオイル、オリーブオイルともに体に良い成分を含んだ油でしたが、種類や量に気を付けて生活に摂り入れていきたいですね。

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