グレープシードオイル(ぶどう油)をご存じでしょうか?昔は油は体に悪いものと考えられていましたが、最近では体に必要な良い油を摂ることを進められています。
その中でグレープシードオイルの健康効果が注目されてきています。
ですがグレープシードオイルは体に悪いとか危険性があるとの情報もあります。
この記事ではグレープシードオイルの健康効果や体に悪いとされている危険性を調べご紹介していきます。
Contents
グレープシードオイル(ぶどう油)は体に悪い?
グレープシードオイルとは?
グレープシードオイルはその名の通り「ぶどうの種子」から作られる植物性のオイルです。
ワインを製造する過程で取り除かれる種子を乾燥して圧搾し、精製したもので、ワインの産地であるヨーロッパで広く作られています。
こおグレープシードオイルは身体に良いと言われるところ、悪いと言われるところがあります。
グレープシードオイルの健康効果
実はグレープシードオイルにはたくさんの栄養素が含まれており、適量を摂取するなら様々な健康効果が期待されることが分かっています。
グレープシードオイルの身体に良い理由
・ビタミンEやポリフェノールが多く含まれている
・抗酸化作用がある
・動脈硬化や老化の予防が期待できる
・必須脂肪酸のリノール酸が多く含まれる
等があげられます。
グレープシードオイルの一番の特徴は、「リノール酸」が多く含まれていることです。
グレープシードオイル(ぶどう油)の危険性とは!
リノール酸の摂りすぎに注意
リノール酸は適量であれば動脈硬化を予防する働きもありますが、一方、過剰に摂取すると、肥満や生活習慣病を引き起こすおそれがあると言われています。
リノール酸は今の食生活ではカップラーメンやファストフードに含まれているので意識しなくても摂取しています。
1日の中でリノール酸が多くならないように気を付けましょう。
化学品を使用した抽出が多い
成分以外にも、危険だと言われる理由があります。
それはグレープシードオイルの中には化学溶剤で抽出したものもある、という点です。
ぶどうの種子には油が少なく、そのため化学品を使用して圧搾されたものもあるのです。
そうであれば購入する際には圧搾方法を確認したいものですが、残念ながらすべてのグレープシードオイルに圧搾方法が表記されているわけではありません。
ただ「コールドプレス」「低温圧搾」などと書かれた質の良いものもありますので、なるべくそうしたものを選ぶよう心がけたいですね。
酸化しやすいオイル
危険だと言われる最後の理由は、比較的酸化しやすいオイルであるということ。
先ほどお話しした「リノール酸」は酸化しやすいという特徴も持っています。ですから酸化を防ぐために光を通さない遮光性のあるボトルやガラスの保存瓶に入れられているものを選ぶようにしましょう。
加熱による酸化
グレープシードオイルに多く含まれているリノール酸は加熱することでトランス脂肪酸に変質してしまいます。
トランス脂肪酸は生活習慣病を引き起こす危険性があるので出来るだけ避けたいものです。
加熱料理に使う油は酸化しにくいオリーブオイルの方がむいているでしょう。
グレープシードオイルのおすすめ3選!
ケータック・プランナーズは創業30年のメーカーで様々な植物油を製造しているメーカーです。こちらの商品は低温圧搾で抽出された栄養成分たっぷり入った商品です。
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アルモソーレのグレープシードオイルは添加物一切不使用のぶどうの種から抽出されているため安心して食生活に取り入れることができる油です。
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ルブランのグレープシードオイルはフランスの多くの高級レストランが使っている逸品です。
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【まとめ】グレープシードオイル(ぶどう油)は体に悪い?
・グレープシードオイルは体に良い成分を含む一方、使い方を誤ると有害になる可能性がある。
・過剰に摂取すると肥満や生活習慣病原因になる可能性がある
・化学溶剤で圧搾したものは選ばない。酸化しやすいため加熱しないで使う。
グレープシードオイルはデリケートなオイル、という意味がお分かりいただけたでしょうか。難しいオイルと敬遠するのではなく、ぜひ特徴を正しく知って、日々のお料理やスキンケアに役立ててみてください。