タモギタケは免疫力アップや脳の活性化が期待できる食材として注目されているキノコです。北海道や東北地方、九州で夏場だけ自生しているキノコですが、最近では人工栽培できるようになり、以前よりも全国で見かけるようになりました。
ですがまだまだタモギタケを知らない人も多いのではないでしょうか?特にタモギタケをどんな食べ方をすればよいのか悩まれるでしょう。
この記事ではタモギタケの美味しい食べ方や下処理、栄養効果、おすすめレシピをご紹介していきます。
タモギタケの食べ方は?
タモギタケの食べ方は鍋や揚げ物、煮物、炒め物などいろんな料理にして食べることができます。
特にタモギタケは複数の旨味成分がバランスよく含まれていて「だしの王様」と呼ばれていることから、煮汁ごと食べる鍋や、スープ、味噌汁、煮物などの料理にむいています。
また、タモギタケの注目されているエルゴチオネインという成分は、抗酸化作用や脳を活性化させると言われていますが、そのエルゴチオネインは熱に強いのでどんな料理をしても大切な栄養を失うことなく食べることができます。
栄養価が高いタモギタケは薬膳火鍋の専門店「天香回味(テンシャンフェイウェイ)」の滋養強壮、美容にも効くとされる「天香回味鍋」にも使われています。
タモギタケの下処理はどうする?
タモギタケの下処理は他のキノコと同じように水で洗わず、ゴミや土などを手やペーパータオルではらい、手で割いて調理しましょう。
水で洗うと水溶性の栄養が流れて捨ててしまうことになります。
タモギタケの効果は?
タモギタケの機能性成分で嬉しい効果が確認されています。
・脳の解毒や活性化
・βグルカンで免疫力アップ
・認知機能の改善
・タモギセラミドで美肌効果
まだまだ研究中ですが健康のため日々の食事に加えるとよいですね。
タモギタケはどこで買える?
タモギタケは人工栽培に成功して北海道や東北だけでなく、関東のスーパーでも見られるようになり手に入りやすくなりました。ここでは通販をご紹介しておきます。
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長期保存が可能な乾燥のタモギタケもあります。
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タモギタケのおすすめレシピ3選!
【たもぎ茸と揚げのお味噌汁】
by 寝虎太郎
材料(4人分)
たもぎ茸 / 100g
刻み揚げ / 適量
小葱(小口切り) / 適量
だし汁 / 600cc
味噌 / 大匙3位
レシピを考えた人のコメント
たもぎ茸の旨みが一番楽しめるのはお味噌汁だと思うんです(^・^)♡ 定番で、お揚げと小葱で♪
【たもぎ茸ほうれん草バター醤油ソテー】
by ティア&アスラン
材料(2人分)
たもぎ茸 / 1パック
ほうれん草 / 1/2束
玉葱 / 1/4個
バター / 10g
醤油 / 大さじ1~1.5
レシピを考えた人のコメント
たもぎ茸は舞茸+しめじの様なきのこです。
ほうれん草・玉葱と一緒に
バター醤油でソテーしたシンプルな一品です☆
【たもぎ茸の炊き込みご飯
材料(5人分)
白米 / 2合
モチ米 / 1合
水 / 炊飯釜3合ライン
たもぎ茸 / 100g
油揚げ / 1枚半
☆サラダ油 / 大さじ1
☆出汁醤油又は醤油 / 大さじ3~
☆日本酒 / 大さじ2
☆砂糖 / 小さじ1~2
レシピを考えた人のコメント
体に良いという たもぎ茸で炊き込みご飯にしてみました。とっても美味しい お出汁が出ますよ。
まとめ
・タモギタケのエルゴチオネインは熱に強くいろんな料理ができる
・下処理は水で洗わず手でさく
・タモギタケの効果は免疫力アップ、脳の活性化と毒だし
・スーパーでも買えるところがあるが通販でも購入可能
タモギタケをシイタケ、シメジ、エノキのように普段使うキノコと一緒に食べると脳が元気になりそうですね。
参考元:タモギタケで記憶の達人に! (サクラムック) [ 白澤 卓二 ]