すき家の味噌汁に“ネズミが混入していた”という衝撃的な投稿がSNS上で話題となり、多くの人に不安と疑問を広げています。
「どうして気づかなかったのか?」「作り置きの鍋に入っていたのでは?」「いたずらの可能性もあるのでは?」といった声が次々に上がる中、信頼して外食できる環境のあり方も問われ始めています。
この記事では、実際に投稿された内容やネット上の反応をもとに、混入の経緯・調理方法の背景・“いたずら説”の真相や可能性についても丁寧に考察。
さらに、すき家の公式対応や今後の外食で気をつけたいポイントもわかりやすく解説します。
1. すき家の味噌汁にネズミ混入:ネットで拡散した経緯とは
2025年3月、すき家で提供された味噌汁に「ネズミが入っていた」とされる画像がSNS上に投稿され、大きな話題となりました。
写真には、味噌汁のお椀の中に明らかに異物と分かる物体が写っており、拡散直後からユーザーの反応が殺到。
すき家はこの件について公式に謝罪を発表し、「従業員が提供前に商品状態の目視確認を怠った」と説明しました。
しかしこの対応についても、「本当にそれだけで済むのか?」という声が多く寄せられています。
本日、当社が運営するすき家 鳥取南吉方店で提供した「みそ汁」に異物(ネズミ)が混入していたことに関する報道がありました。
引用元:Yahoo!ニュース
本件につきまして、現時点で当社が確認している事実と対策について、以下の通りご報告申し上げます。
1月21日午前8時頃、当該店舗にてお客様より従業員へ、喫食前の「みそ汁」に異物が混入しているとのご指摘をいただきました。
その場で従業員も目視を行い、異物が混入していたことを確認しています。
混入原因について調査を行った結果、「みそ汁」の具材をお椀に入れて複数個準備をする段階において、そのうちの1つのお椀の中に異物が混入していたと考えられています。
当該従業員が提供前に商品状態の目視確認を怠ったため、異物に気付かずに提供が行われました。
なお、同店において同様の異物混入の恐れがある商品は当該お客様以外の方に対しては提供されておりません。
2. すき家の店員がなぜネズミ混入見落とし?

ニュース見たとき思わずゾッとしたよ…。あのサイズのもの、普通見逃さないって。



ほんとに。見落としってより、わざとじゃないかって思いたくなるレベルよね。
2-1. 味噌汁が鍋方式のため気づきにくい構造
すき家の味噌汁は、各店舗で大鍋を使って作り置きされていると見られています。
これにより、提供時は鍋からお椀に味噌汁を注ぐという形式です。
この調理スタイル自体が、異物混入へのリスクを高めてしまう可能性があると指摘されています。
すき家によると、発生は1月21日午前8時ごろ。1匹のネズミが動かない状態でみそ汁の容器に入っていた。店内の監視カメラで確認したところ、みそ汁が入った鍋に混入している様子は見られなかったという。
引用元:東京新聞
2-2. 「あんなに目立つのに見逃す?」というSNSの反応
SNSでは、「あれだけ大きな異物が目に入らないのは不自然」「そもそも蓋を開けっ放しだったのでは?」といった疑問の声が多く、なかには厨房の写真から違和感をポストする人も。
この説明に首をひねるのが、東京都内の「すき家」の店舗で2年ほどクルーとして働く男性だ。
「味噌汁用のお椀のひとつにネズミが入っていたとしていますが、味噌汁作りのオペレーションを考えると、多少ぼんやりしていようがスタッフがさすがに気づくはずです」(「すき家」の現役クルー、以下同)
引用元:NEWSポストセブン
3. すき家のネズミ混入味噌汁「知らずに飲んだ?」
3-1. 作り置き味噌汁が複数客に提供される可能性
「味噌汁の鍋に異物が混入していたのなら、そのスープは他のお客にも提供されていたのでは?」というのが、多くのSNSユーザーの共通した疑念です。
実際、「自分もその時間帯にすき家で味噌汁飲んでた…」という投稿も見られ、被害が特定の1人にとどまらない可能性も浮上しています。
3-2. 「もしかして私も…」SNSのリアルな声
投稿の一部では、「出汁として使われていたら…」「見えなかっただけで混ざっていた可能性も」といったコメントも。もし鍋で加熱されていたとすれば、視覚ではわからない状態になっていた可能性も否定できません。
4. 【考察】すき家のネズミ混入は本当に事故?それとも“いたずら”?



あれ、イタズラだった可能性あるよね。あんな場所に自然に入り込む?って思っちゃう。



うん、誰かの悪意とかだったら本当に怖い。カメラとかあるのかな…。
4-1. 「自然に入るには不自然」という意見
投稿された画像を見ると、明らかにサイズの大きいネズミがそのままお椀の中に存在していました。
この点から、「自然に紛れ込むには不自然すぎる」「鍋に落ちたのなら、提供前に気づかないはずがない」との声が目立ちます。
4-2. “悪意ある混入”の可能性を示唆する声も
SNSでは、「あれはイタズラか嫌がらせでは?」という声も見られました。
特に、厨房スタッフによる内部犯行を疑う人や、「監視カメラの映像を公開すべき」といった意見も投稿されています。
以前もバイトによる悪質ないたずらがありましたね。
大手牛丼チェーン『すき家』のアルバイト男性が自身のインスタグラムにバイト仲間が店内で氷を投げたり、お玉を股間に当てて騒いでいる動画をアップ。24時間で自動削除されるストーリーズ機能を利用しての投稿だったが、それを待たずにネット上で拡散。瞬く間に炎上し、すき家を運営するゼンショーホールディングス(以下、ゼンショーHD)が謝罪する事態となった。
引用元:日刊SPA
4-3. 防犯体制・チェック体制は本当に機能していたのか?
すき家側は、店舗内での従業員による目視確認を怠ったと説明していますが、それだけで今回のような異物混入を防げたとは考えにくいという指摘もあります。
店舗の衛生管理だけでなく、外部からの侵入リスクや監視体制の不備も含めた再検証が必要です。
5. すき家の対応と企業としての信頼回復策
5-1. すき家のコメントと再発防止策
すき家は混入の事実を認め、謝罪文を発表。
従業員への指導と再発防止策の強化を表明しました。
ただし、具体的な取り組み内容や、混入経路の詳細については依然として不透明です。
また、問題の店舗は3月24日から改装をはじめます。
また、「すき家鳥取南吉方店」は、3月24日午前9時~4月21日午前9時まで、改装工事のため閉店するとしています。
引用元:https://newsdig.tbs.co.jp
5-2. 他チェーンの対応との差が浮き彫りに
松屋では、味噌汁を機械サーバーで自動提供する方式を採用しており、異物混入のリスクが物理的に低い構造になっています。
こうした調理スタイルの違いが、今後の外食チェーンの信頼性に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。
6. 私たち消費者ができることは?外食時の注意ポイント
6-1. 気づく力を持つことも大事
提供された料理に異常がないか、目やにおいで確認することは、基本的ながらとても重要です。
忙しい中でも少しだけ意識を向けることで、万が一のトラブルを防ぐことにつながります。
6-2. 異物混入を発見したときの正しい対処
万が一、自分が異物混入に遭遇してしまった場合は、店員に冷静に報告することが第一です。
証拠となる写真の撮影や、SNSでの共有も慎重に判断する必要があります。
感情的にならず、冷静に対処することが大切です。