七夕に食べるそうめんを「鬼のはらわた」と言われることがあります。鬼のはらわたとそうめん、そして七夕にどういう関係があるのでしょうか?
七夕といえば短冊に願い事を書いて笹につけ幸福を願って行う行事ですね。鬼のはらわたと聞くとぎょっとしますが、その理由には幸せを願う思いが関わっているかもしれませんね。
ちょっとした話の種になると思いますので記事に目を通してみてくださいね。
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七夕に食べるそうめんは鬼のはらわた?
七夕のそうめんだけが鬼のはらわたと呼ばれる理由は大昔の中国神話からきています。
鬼のはらわたと呼ばれる由来は?
中国神話の大帝、高辛氏の子供が7月7日に病気で亡くなりました。その子供が鬼となって人々に災いをもたらし、疫病を流行らせたといわれています。
その疫病を静めるために人々は高辛氏の子供が生前好きだった「索餅(さくべい)」というお菓子をお供え物としたところ疫病がおさまりました。
疫病がおさまった後、人々はまた疫病が流行らないように健康を願い、子供の命日である7月7日に索餅を食べる風習ができました。
なぜ、鬼のはらわた(腸)に例えられるようになった?
「鬼の」と言われるのは先ほどの中国神話から来ていますが、「はらわた」という表現は索餅のねじりドーナツのような見た目から鬼のはらわたと言われるようになったのでしょう。
索餅とそうめんの関係
索餅は索麺とも呼ばれていました。中国の麺製法が日本に伝わった時にそうめんができ、索餅を食べることがそうめんを食べることになったと思われます。
七夕にそうめんを食べる理由や由来は?
七夕にそうめんを食べるいわれは中国神話も理由の1つですが、他にもいくつかあります。
七夕にそうめんを食べるようになった由来
・織姫と彦星が赤い糸で結ばれていて毎年デートできますようにとそうめんを糸に見立てて食べ始めた
・織姫が機織りをする様子から「白い糸」を連想させるのでそこから女の子の裁縫が上達するように願って食べ始めた
・天の川の流れるイメージからそうめんを食べるようになった
・小麦の収穫を祝う儀式から変化してそうめんを食べるようになった
七夕にそうめんを食べると無病息災?
中国神話から疫病を静めた話からそうめんを食べると無病息災になると伝わったようです。日本でも昔からご節句に季節の食べ物を体の為に行事食として食べたと言われています。
昔の風習と食べ物は意外と健康の為に結びついているんですね。
七夕のそうめんおすすめ3選!
そうめんは麺つゆでそのまま食べても十分美味しいですが、七夕というイベント向けにアレンジして食べるのもおすすめです。
七夕☆彡パフェ素麺・パーティーにも
by うちくるくる
材料(2人分)
素麺 白 / 100g
素麺 ピンク / 100g
ツナ シーチキン缶 / 1缶
甘い錦糸卵 / 卵2個分
プチトマト / 6個
さくらんぼ / 4個
ミントの葉 / 4枚
ブルーベリー / 12個
麺つゆ / 適宜
レシピを考えた人のコメント
七夕に素麺を食べると願い事がかなうとか♪そこで、とっても可愛いパフェ風素麺を作ってみました。パーティにもどうぞ。
天の川★七夕そうめん
by 手作り大好き さくら
材料(1人分)
素麺 / 100g
錦糸卵 / 卵1個分
きゅうり / 1/2本
オクラ / 2~3本
人参薄切り / 3枚
そうめんのつゆ / 適量
レシピを考えた人のコメント
さらに好みの具を加えても良いですね★
そうめんにピリ辛中華風つけ汁
by あみな☆
材料(2人分)
そうめん / 1袋
*つけ汁* /
麺つゆ(3倍濃縮タイプ) / 50cc
氷水 / 100cc
しょうがのすりおろし / 1かけ
にんにくのすりおろし / 1かけ
豆板醤 / 小さじ1
すりごま / 大さじ2
ごま油 / 小さじ2
きざみネギ / 大さじ2
ラー油(お好みで) / ひと回し
レシピを考えた人のコメント
しょうが、にんにく、豆板醤などが食欲をそそります!
七夕のそうめんは鬼のはらわたと言われている?・まとめ
・鬼のはらわたの由来は中国神話から来ていた
・鬼の祟りを静めるために供えたお菓子索餅がそうめんを食べる由来の1つ
・そうめんは中国から製法が伝わったものが変化してできた
・七夕にそうめんを食べるゆらいはいくつかある
七夕は織姫と彦星のロマンチックなお話が有名ですが深ぼりすると面白いつながりがありましたね。