2025年4月から始まる『波うららかに、めおと日和』の宣伝ビジュアル(公式イラスト)に現代のロシア艦影が描かれていると物議を醸しだしています。
特にミリオタ界隈では「ロシア海軍のスラヴァ級巡洋艦では?」との声も。
時代考証が雑と番組制作について失望の声がおこっています。
この問題はイラストだけではなくドラマ全体も雑に作られているのではないかと心配のこえもあります。
この記事ではSNSの声をもとに炎上の内容をまとめてみました。
1. 波うららかに、めおと日和に現代ロシア艦影
2025年4月から放送されるフジテレビのドラマ『波うららかに、めおと日和』。
昭和11年という戦前の日本を舞台に、夫婦の絆や人情を描く、ハートフルでクラシカルな雰囲気の作品です。
そんなドラマの宣伝ビジュアル(公式イラスト)に、視聴者やミリタリーファンが驚きの指摘をしました。
「え?背景に描かれてるのって…ロシアの現代軍艦じゃない?」
この投稿がX(旧Twitter)を中心に拡散され、思わぬ形で炎上モードへ突入。
一見何の変哲もない港の風景に、よく見ると明らかに“戦前には存在しない軍艦のシルエット”が描かれていたのです。
そしてここからが本題ですが、日本海軍はこのタイプの艦船を装備していない
引用元:X
2. 波うららかに、めおと日和にロシア艦影・SNSの反応
SNS上では、さまざまなリアクションが飛び交いました。
「昭和11年にロシア艦!?時空歪んでるやん…」
「スタッフ、軍艦の知識なさすぎじゃない?」
「原作がいいだけに、こういう雑さが残念」
とくにミリタリー系に詳しい視聴者の間では、「ロシア海軍のスラヴァ級巡洋艦では?」という具体的な艦種の特定までされるなど、ツッコミの鋭さが目立ちました。
一方で、「気づく人すごい」「それで話題になるなら宣伝としては成功?」とネタ的に楽しむ声も少なくなく、賛否は分かれています。
3. 波うららかに、めおと日和にロシア艦影・過去の類似事例
実は、こういった“時代考証ミス”は過去の作品でもたびたび話題になっています。
たとえばある戦時中の音楽CDジャケットに、アメリカ製のB-25爆撃機が日本海軍機として描かれていたり、自衛隊グッズに“戦艦大和”と現代のロシア製T-72戦車が一緒に描かれていたことも。
こうしたミスマッチなビジュアルが起こる背景には、「制作者が専門知識に乏しい」「イラスト素材を安易に使用してしまう」といった制作側の油断やリサーチ不足があると言われています。
コロムビアのカラオケCD日本海軍編で空母に双発機がのっててあれこのアンテナ思ってよく見たらB-25だったなんて笑えない話ありました。あれクレームつかなかったのか曲は月月火水木金金とかミズノはいずことかごく全う
引用元:X
4.波うららかに、めおと日和にロシア艦影・ ネタ化?
今回の“ロシア艦騒動”について、SNSでは今やちょっとした「トリビア」扱いになりつつあります。
- 「どこに何が描かれているのか探すゲーム化」
- 「ミリオタが一瞬で見つけて拡散するの、もはや文化」
と、炎上というより“珍プレー好プレー”のように消化されている面も。
ただ、実写作品における考証の甘さは、真面目な視聴者やファンからすれば「手抜き」に見えてしまうもの。
特に時代モノは、細部のリアリティが全体の信頼感に直結するため、「一つのミスでも印象が変わってしまう」という厳しい目線もあるのが事実です。
5. まとめ:波うららかに、めおと日和に現代ロシア艦影
今回の騒動は、炎上というより“ちょっとした騒ぎ”で済んだかもしれませんが、ドラマ制作や広報にとっては大きな教訓だったはずです。
特に現代は、SNSという“拡大鏡”がすぐに細かなミスを拾い上げ、数時間でトレンド入りしてしまう時代。
視聴者の目はかつてないほど鋭くなっています。
だからこそ、たとえ一枚の宣伝イラストであっても、「細部までこだわる姿勢」が作品のクオリティを左右することを、あらためて感じさせる出来事でした。
今後、こうした“やらかし”が減るのか、それともまた別の作品で起きてしまうのか──制作陣のリテラシーと姿勢が問われる時代が来ています。