2025年開催予定の大阪・関西万博。その公式ガイドブックで、まさかの“イラストミス”が発生し、SNSを中心に話題となっています。
この記事では、どこの会社が制作したのか、なぜミスが起きたのかを分かりやすく解説します。
大阪万博公式ガイドブックのイラストミス発覚!何が起きたのか?
問題が明らかになったのは、イラストレーター・青山邦彦氏のX(旧Twitter)での投稿。
青山氏いわく、「レイアウト確認用に送ったもの」がそのまま印刷されるという前代未聞の事態。
大阪万博公式ガイドブックはどこの会社が作った?出版社は「JTBパブリッシング」
この大阪万博公式ガイドブックを制作・発行したのは、JTBパブリッシング。
- 発売日:2025年3月19日
- 出版社:JTBパブリッシング
- ページ数:360ページ(ムック形式)
- 価格:約3,000円前後
- ISBN:978-4533165047
旅行ガイドブックで有名な大手出版社ですが、今回は「公式本」で初歩的なミスが起きたとして、信頼性が問われています。
そして他にも間違いがありJTBパブリッシングは謝罪を公表しました。
誤りがあったとしたのは、国際連合を紹介したページの写真。国際連合の旗が、水色の「国際連合旗」ではなく、違う旗となっていました。 また、海外パビリオンの紹介欄では、イスラエルの首都を「エルサレム」、パレスチナの首都を「東エルサレム」と紹介。
引用元:Yahoo!ニュース
青山邦彦氏のコメント:「30年で初めての経験」
青山氏はX上で次のようにコメント:
ありがとうございます。 いろいろ不手際を言われてきた大阪万博ですが、まさか自分にも降り掛かるとは思ってもみませんでした。 かなり力を込めて描いただけにとても残念です。 善処の暁に私が描いた未来都市をお楽しみ頂けますこと、切に願っております。
引用元:X
編集部にはすでに報告済とのことで、今後の対応を注視しているとのこと。
こちらが間違って掲載された画像。
引用元:http://jin115.com
そしてこちらが完成品。
引用元:http://jin115.com
間違って掲載されたイラストも素敵なので何も知らなければ「淡い感じがいいな」と思えるものですが、完成品をみるとやはり違いがはっきりとしています。
完成品は色がたされて締まった感じで、より晴れやかなイラストになっていますね。
作者である青山邦彦さんはさぞ悔しい思いをされていることでしょう。
大阪万博公式ガイドブックの画像ミス!SNS反応まとめ:批判と擁護の声
🔥 批判的な意見
「これは絵描きにとって単なるミスでは済まされないよね。作品は、自分の分身のようなものなのだから。」
「こんな公式出版物でミスするなんてあり得ない」
「国を挙げたイベントでこの体たらく」
「チェック体制どうなってんの?」
🤔 擁護・冷静な意見
「印刷業界では“よくある”ミス」
「SNSで晒す前に出版社とやり取りすべきだったのでは?」
大阪万博公式ガイドブックの画像ミスはなぜ起きた?“あるある”な背景
今回のイラストミスは、レイアウト確認用のJPEG画像をそのまま印刷データとして使ってしまったのが原因。
本来なら「色校正」や「最終確認(校了)」の段階で気づくべき内容。
印刷業界では稀に起こる“あるある事故”ではあるものの、国のイベントでこれは致命的という声も多数。
まとめ:大阪万博公式ガイドブックの画像ミスの責任はどこに?
大阪万博の公式ガイドブックで発生した今回のミス。
発行元であるJTBパブリッシングの責任、編集部の確認体制、そして万博協会側の監修体制など、多くの疑問が残ります。
今後、出版社や関係団体からの公式コメントや対応が注目されます。