三上悠亜さんがウエディングドレス姿を披露した投稿をきっかけに、SNS上では思わぬ炎上が広がりました。
きっかけはたった一つのXの投稿──「そのドレス、私の後撮りで使う予定だった」という花嫁の声から、波紋が大きく広がったのです。
- 三上悠亜が着たウエディングドレスはどこのブランド?
- なぜこの投稿が炎上へとつながったのか?
- 三上悠亜とブランド側の対応・今後への影響は?
この記事では、ドレスのブランド情報から炎上の背景、さらに現代の“花嫁観”の変化までを深掘りします。
多様化する時代に、ウエディングドレスに込められた意味を改めて考えるきっかけにもなりそうです。
1. 三上悠亜のウエディングドレス着用炎上理由はXでの投稿
引用元:X
2025年7月下旬、三上悠亜さんが自身のInstagramに投稿したウエディングドレス姿が一気に拡散され、まるで本当に結婚したかのような美しさが話題になりました。
ただ、その華やかさとは裏腹に、X(旧Twitter)では思わぬ炎上が勃発することに──。
火種となったのは、ある一人の女性の投稿でした。
1-1. 「このドレス、私の後撮り予定だった」発言が拡散
話題の中心となった投稿は、とある一般女性によるものでした。
「三上悠亜が着てるこのドレス、私の結婚式後撮り用に予約してたやつなんだけど…」
この一文がXで拡散されるやいなや、同情や共感、さらには批判の声が巻き起こりました。
その女性は、愛媛県松山市のドレスブランド「comel」で予約していたドレスと“同じもの”を、三上悠亜さんがイベントで先に着用してSNSに投稿したことにショックを受けたと綴っています。
本来であれば人生に一度の記念として撮影されるはずだったドレス。
その“特別な衣装”が他人によって先に着られ、しかもそれが大々的に発信されていたとなれば、気持ちが揺れるのも無理はありません。
たった一枚の画像が、予約者の思い入れと衝突した瞬間でした。
1-2. X投稿の女性はなぜ「最悪」と感じたのか?
騒動の発端となったのは、ある女性によるX(旧Twitter)での投稿でした。
彼女は、三上悠亜さんが着用したウエディングドレスを「自分の後撮り用に予約していた」と明かし、その写真が先にSNSで公開されたことにショックを受けたと正直な思いを綴っていました。
その女性が「最悪」と感じた理由は、単にドレスを有名人が着たというだけではありません。
大きく分けて、主に以下の3つの点が背景にあると考えられます。
① 自分だけの“特別なドレス”ではなくなったから
ウェディングドレスは、多くの花嫁にとって「一生に一度、自分だけのために選ぶ1着」。
そのドレスが有名人によって先に広くシェアされたことで、オリジナル感や特別感が失われてしまったのです。
② 三上悠亜が元AV女優だったことへの複雑な感情
投稿には明言されていませんが、「純白のドレス」と「元AV女優」というイメージのギャップが不快感の一因になった可能性もあります。
結婚式や後撮りは“清らかさ”や“誓い”の象徴とされる場面。
それだけに、彼女にとってはドレスの象徴性が損なわれたと感じたのかもしれません。
③ 有名人と比較されることへのプレッシャー
SNS時代は写真が一瞬で拡散され、誰かと比べられることも珍しくありません。
自分がそのドレスを着たとき、「三上悠亜と比べられるかも」という無言のプレッシャーや不安も、心の負担になったと考えられます。
この女性は、comel側を責めるのではなく、あくまでも「個人的にショックだった」と冷静に伝えており、多くの共感も集まりました。
一方で「誰が着ても素敵なドレスには変わりない」という声もあり、SNS上では価値観の違いが浮き彫りになる場面となりました。
ドレスは“ただの衣装”ではなく、想いが重なる象徴的な存在。
だからこそ、今回の一件が心を揺らした人がいたのも無理はないのかもしれません。
1-3. SNSでの反応|“感動”と“拒絶”が真っ二つに分かれた理由
この騒動に対するSNSの反応は、まさに真っ二つ。
美しいドレス姿を賞賛する声がある一方で、「職業的にどうなのか」「ドレスの価値が下がる」といった批判も少なくありませんでした。
肯定派の意見:
- 「三上悠亜、似合いすぎてて惚れた」
- 「モデルとして何も問題ない。美しいものは美しい」
否定派の意見:
- 「ウエディングドレスには神聖なイメージがある」
- 「ブランドも配慮すべきだったのでは?」
ここで大きく作用したのが、“ウエディングドレス=特別で神聖なもの”という根強い価値観。
そして三上悠亜さんの過去のキャリアを重ねる声があり、それがドレスに対する“純白の象徴”とぶつかる形になったわけです。
美しいものを着て発信しただけで、これほどまでに物議を醸す──それほどに、ウエディングドレスというアイテムが多くの人にとって意味深い存在であることが浮き彫りになりました。
2. 三上悠亜が着たドレスの正体|ブランドはcomel(コメル)
では、実際に三上悠亜さんが着用したあのドレスはどこのブランドなのか?
気になるその正体は、愛媛県松山市に店舗を構えるブライダルブランド「comel(コメル)」のオリジナルドレスです。
2-1. 愛媛・松山の人気店comelとは?Instagramでの発信力も話題
comel(コメル)は、愛媛県松山市で注目を集めるウエディングドレスブランド。
インスタグラム(@comel.wedding)では、シンプルながらも繊細なデザインが魅力のドレスを多数紹介しており、地方ブランドながらフォロワーから高い支持を得ています。
今回の騒動のきっかけとなったドレスも、comelがイベント用に貸し出していたもの。
ドレス名や品番は公開されていませんが、全体的にナチュラルで透明感のあるシルエットと、レース使いが印象的な一着でした。
特筆すべきは、ブランドとしての姿勢。
comelは「花嫁に寄り添う」をコンセプトに、人生の節目を彩る1着として、丁寧な対応と柔軟な提案を行っていることでも知られています。
2-2. ドレスの特徴と価格帯|一般花嫁もレンタル可能?
三上悠亜さんが着たドレスは、一般の花嫁でもレンタル可能です。
価格帯は具体的に明記されていませんが、ほかのドレスの平均から見て10~20万円台と考えられます。
| ドレス情報 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | comel(コメル) |
| 所在地 | 愛媛県松山市 |
| 対応内容 | 挙式・後撮り・前撮り向けレンタル |
| 価格帯 | 推定10万〜20万円前後(要確認) |
| 試着対応 | 完全予約制(Instagram・DM受付) |
| 県外対応 | 応相談 |
なお、今回の件をきっかけに問い合わせが急増したという声もあり、特定ドレスの取り扱いやスケジュール調整には注意が必要かもしれません。
InstagramからDMやLINEでの問い合わせがスムーズなので、早めの確認がおすすめです。
このように、comelは特別感のある1着を探している方にとって、魅力的なブランドであることは間違いなさそうです。
ドレス自体は非の打ち所がないほど美しく、多くの人の心をつかんでいるのも納得です。
3. 三上悠亜の過去が炎上に影響?ドレスに求められる“純潔性”
美しいウエディングドレスに包まれた三上悠亜さんの姿。
それだけで大きな反響があるのは、彼女の影響力ゆえかもしれません。
しかし一方で、今回の炎上には「誰がそのドレスを着たのか?」という“人となり”が色濃く関係していたのも事実です。
ドレスに求められる“イメージ”と、三上さんのこれまでのキャリア──その交差点に、炎上の背景がありました。
3-1. 元AV女優だから批判された?キャリアと現代の価値観
まず押さえておきたいのが、三上悠亜さんのこれまでの経歴です。
彼女はSKE48の元メンバーとして芸能界に入り、2015年にはAVデビュー。
その後2018年に業界を引退してからは、YouTuberやタレント、ファッションブランド「miyour’s」のプロデューサーなど、幅広い活動を展開しています。
これだけ多岐にわたる活躍を見せているにもかかわらず、今回の炎上では「元AV女優がウエディングドレスを着るなんて…」という心ない声が一定数見受けられました。
ここに浮き彫りになるのは、“過去の職業”がいつまでもイメージを左右してしまう現実です。
とはいえ、彼女のように自らの道を切り開き、新しい分野で影響力を持ち続けている存在はごくわずか。
現代の価値観は多様化しており、過去のキャリアではなく「今どう生きているか」が重視される時代に向かっているとも言えます。
今回の炎上は、そうした変化の過渡期に生まれた摩擦だったとも捉えられます。
3-2. ブランドイメージとのミスマッチが火に油を注いだ?
もうひとつ見逃せないのが、ブランド側──つまりcomelとの“イメージのズレ”です。
comelは「花嫁に寄り添う」「人生に寄り添う」といったコンセプトを掲げる愛媛・松山発のウエディングブランド。
Instagramを中心に自然体で温かみのある世界観を展開しており、地元のプレ花嫁たちの間でも支持を集めています。
そんな“ナチュラルで清純なイメージ”を持つブランドで、突然登場したのが三上悠亜さん。
彼女がドレスを着ている姿に違和感を覚えたという声も、「ブランドに抱いていた印象と合わなかった」とする意見が多かったのです。
実際、SNS上では「comelがなぜ彼女を起用したのか疑問」との投稿もありました。
つまり、三上さんに対する評価というよりも、「comelらしさとのズレ」に違和感を持った人が多かったのかもしれません。
ブランドの方向性や発信力があるからこそ、その“誰と組むか”という選択には慎重さが求められた──そんな空気感が、今回の炎上を後押しした面もあったようです。
4. 三上悠亜のコメントとブランド側の対応は?
話題となったウエディングドレスの投稿。
その後、三上悠亜さん自身もコメントを発信しました。
騒動の中心にいた彼女が何を語ったのか、そしてブランド側であるcomelの反応にも注目が集まりました。
4-1. 三上悠亜は「夢だった」と前向きな姿勢を投稿
Instagramにアップされた投稿には、美しいドレス姿とともに「夢だったウエディングドレスを着ることができて幸せでした」というメッセージが添えられていました。
この一文から読み取れるのは、彼女にとって今回の撮影がどれほど意味のあるものだったかということ。
単なるプロモーションではなく、自身の過去や人生に対する前向きな表現のひとつとして捉えていたのではないでしょうか。
事実、三上さんは過去の活動に対しても隠すことなく向き合い、堂々と生きてきました。
だからこそ、ドレスという“祝福”の象徴に袖を通した時の感情には、重みと説得力がありました。
「わたし自身がAV女優だった事実を消そうとしたことは一度もないです」とし、「今元だからとか現役だからとかそう言うのは関係なくこうして言われるのも覚悟の上やってきました」と説明した。
引用元:モデルプレス
4-2. comelは公式コメントなしも、対応姿勢が注目される
comel側からの明確な声明は、現時点では出されていません。
ただし、Instagramでは三上悠亜さんの投稿をリポストし、ブランドとしてその姿を肯定するようなトーンで共有しています。
また、予約者との重複に関する部分についても、公式な謝罪などは出ていないものの、個別対応やDMによる連絡など、できる限りの誠実な姿勢を見せているようです。
今後、ブランドがどう信頼を築いていくか。その中で今回のようなイレギュラーな事案にどう向き合っていくかは、comelにとっても大切な転機となりそうです。
起きてしまったことを糧に、ブランドとしての在り方がより明確になることを期待したいところです。
5. 三上悠亜のブランド起用に見る“花嫁像”のアップデート(考察)
華やかなドレス姿を披露した三上悠亜さんの投稿。
それに寄せられた反応は賛否両論でしたが、実はそこに見えてきたのは“令和の花嫁像”の変化です。
価値観の多様化が進む今、誰がドレスを着るのか、という問い自体が変わりつつあるのかもしれません。
5-1. 誰もがドレスを着ていい時代?変わりゆくブライダル観
かつてウエディングドレスは、結婚式という“人生最大の晴れ舞台”のためだけの衣装であり、その着用者は「清らかであるべき」「初々しい存在であるべき」という、ある種の暗黙の了解がありました。
ですが、時代は変わっています。ドレスは“結婚”のためだけのものではなくなり、自分の人生の節目を彩るために選ばれる服へとシフトしています。
たとえば、成人式代わりに、自分へのご褒美に、SNS用のフォトシュートとして──。
そんな現代の中で、三上悠亜さんが選ばれたことにも意味があります。
過去にとらわれず、自分らしさを表現し続けている彼女が、あえてウエディングドレスをまとう。
その姿は「純白=過去がない人だけのもの」という固定観念に一石を投じたようにも見えました。
誰もが“主人公”になれる時代。ウエディングドレスは、そうした自己表現の一つとして、ますます自由なスタイルに進化しています。
5-2. SNS時代のブランド戦略に必要な“共感力”とは
今回の件で見えてきたもうひとつのポイントは、SNSがブランドのイメージを左右する時代において、どれだけ“共感”を生めるかということです。
comelは、愛媛・松山を拠点にしながら、全国の花嫁たちに憧れられているブランド。その理由のひとつは、Instagramでの世界観の発信力。
ナチュラルで柔らかい写真、実際の花嫁の笑顔、温もりのあるコメント。
すべてが“等身大の幸せ”を映し出していました。
だからこそ、今回のように大きな注目が集まると、ブランドがどういうメッセージを発するかが一層大事になります。
今回、comelは大きな声明を出さなかったものの、三上悠亜さんとの投稿をあえてシェアしたことで、「この起用は意図的だった」と受け取った人も少なくありません。
ブランドが向かうべき方向性をどう伝え、どう共感されるか。
それが、炎上や賛否の波を乗り越える鍵になっていると感じます。
